【厚労省】新型コロナウイルス感染症に係る派遣労働者の雇用維持に関する要請

下記の通り、厚生労働省より要請が御座いましたのでお知らせします。

新型コロナウイルス感染症に係る派遣労働者の雇用維持に関する要請

日頃より、厚生労働行政の推進に格別のご配意を賜り、厚く御礼申し上げます。我が国の雇用情勢については、求人が底堅く推移するなか、求人が給食を上回って推移しているものの、求職者が引き続いて増加しており、厳しさがみられる状況にあります。また、1月7日に新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく緊急事態宣言が行われ、新型コロナウイルス感染症が雇用に与える影響を一層注視する必要がある状況です。

こうした中、今後、労働者派遣契約の更新が多くなる年度末の時期となっていくため、契約の不更新等が多く発生することが危惧されます。

派遣労働者の雇用維持を図るためには派遣先における対応が必要不可欠であり、貴団体におかれましては、下記の事項についてのご対応をこの機会に強く会員企業に働きかけていただくようにお願い申し上げます。

一 派遣労働者を受け入れいている派遣先企業におかれては、労働者派遣契約の解除や不幸槇は派遣労働者の方の雇用の不安定に直結に直結することをご認識いただき、安易な契約の解除をお控えいただくとともに、来年度にむけた労働者契約締結の交渉にあたっては、派遣労働者の能力を最大限に活用するという観点に立って、可能な限り労働者派遣契約の更新等を図ること

二 やむを得ず労働者派遣契約解除や不更新を行う場合においても、「派遣先が講ずべき措置に関する指針」(平成11年労働省告示第138号)の趣旨を踏まえつつ。関連会社における就業も含め、派遣先とも協力しつつ、派遣労働者の新たな就業機会の確保を図ること

三 派遣労働者の生活の激変を緩和し求職活動への支障が生じないよう、社員寮等に入居している労働者については、離職した場合も引き続き一定期間の入居について、できる限りの配慮を行うこと